ビタミンCの性質
化学名はアスコルピン酸。水溶性のビタミン。
ビタミンCはとても壊れやすい性質。熱に弱く、非常に水に溶けやすいので、料理したり、洗っただけで失われてしまいます。さらに、空気に触れるだけで、酸化してどんどん減ってしまいます。
また、人間の場合は、食物により摂取する以外にない人間の体内では生成することができない栄養素なので、食物から摂取しなくてはなりません。ビタミンCは、一度にたくさん摂ってもストックできず、2〜3時間で体外に排出されてしまうので、毎食で意識的に摂る心がけが必要です。
みかんとビタミンC
みかんは、とても壊れやすいビタミンCを、食べる直前まで、皮や袋がしっかりガード。しかも、ビタミンAやEも合わせて効率良く摂取できます。
丈夫な体をつくる! ビタミンCの健康パワー
不足すると壊血病(貧血、衰弱、歯肉や皮膚からの出血などきたす)になることが知られています。
風邪の予防・改善に
ビタミンCは粘膜の抵抗力を強くして、ウィルスと戦う免疫の主力である白血球の働きを強化するので、風邪を予防し、また治りやすくします。
白血球は血液やリンパ液中にあって、ウイルスや細菌の活動を阻み、それらを死滅させるよう働いています。普通ビタミンCは白血球中にたくさん貯蔵されています。
ところが、風邪などに感染症にかかると、白血球中のビタミンCは急速に減少し、病気が治ると、徐々にもとの量にもどることが知られています。
さらに温州みかんだけに含まれる「シネフィリン」という成分が風邪に効果があるという研究もなされています。
美肌にも不可欠
ビタミンCは、肌の新陳代謝を高め、メラニン色素をできにくくする働きがあるので、日焼けの抑制やしみ、そばかす、吹出物など、肌にトラブルのある人にはおすすめです。
さらにビタミンCは、美肌に不可欠なコラーゲンの生成にも関わっており、肌のハリを保ち、シワができるのを抑えることが期待されます。 コラーゲンの生成は発ガン物質「ニトロソアミン」の生成を抑えるので、ビタミンCは間接的にガン予防に貢献するものと考えられています
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皮膚や血管、粘膜を強くする
ビタミンCは細胞と細胞をつなぐコラーゲンの生成を促し、血管や軟骨、筋肉を丈夫にする働きがあります。そのため、術後の回復にも貢献します。さらに歯ぐきなどの粘膜を丈夫にするので、歯槽膿漏(しそうのうろう)の予防に役だってくれます。
ストレス対策として
イライラしたり、恐怖感を感じた時、抗ストレス物質(副腎皮質ホルモン)が、体内で分泌されますが、その原料の1つになるのがビタミンCです。ビタミンCを十分にとると、副腎皮質ホルモンの分泌が盛んになり、肉体的、精神的ストレスを和らげてくれます。
愛煙家に
喫煙者の血中ビタミンC濃度は、非喫煙者より40%も低い、といわれています 。
タバコを1本吸うと、ビタミンCは約25mg破壊されます。その結果、体に貯えられているビタミンCのうち、代謝に使われる量をみると、非喫煙者45〜60mg、喫煙者67〜90mgと差があり、喫煙でビタミンCの消費が増えることがわかります。たばこを良く吸う人はみかんを意識的に食べるよう心がけましょう。
貧血対策にも
充分なビタミンCの摂取で、鉄の吸収率が数倍高まります。 吸収されにくい野菜中の鉄もビタミンCによって吸収・利用率が高まります。
疲労回復に
ビタミンCは新陳代謝を活発にするので、疲労回復に効果があります。また、みかんの酸味の素であるクエン酸も体内の疲労物質の分解を促進し、相乗的に疲れを早く取る効果があります。
悪玉コレステロールを退治
ビタミンCは血管の善玉コレステロールを作るために肝臓で働き、胆汁酸に編かさせて、回収した悪玉コレステロールを体外に排出させます。血液中の総コレステロールを減らすことに加え、善玉コレステロールを増やして血液の流れを増加させます。その結果、動脈硬化の予防にも有効と考えられ、注目されています。
抗酸化パワー
健康番組や雑誌などでが話題になって活性酸素・フリーラジカルいます。これらは、遺伝子に影響を与え、老化やガンなどの原因となっているのでは、という研究進んでいます。ビタミンCには活性酸素・フリーラジカルを消す働きがあると考えられており、今後の研究が待たれるところです。
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