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◎早速ですが、山下さんこだわりの栽培方法は?
ネット栽培、袋かけ栽培などいろいろあるのですが、うちは「マルチ栽培」を取り入れています。長崎県はこの方法がとても普及しているんですよ。
これは夏場から収穫期の11月頃までの間、地面をフィルムシートで覆って栽培するというやり方でして、反射がいい、雨水を土に入れこませないけど、泥の中の水分は蒸発させるので、より甘いみかんを作ることができるんです。
うちの場合、1本の木で7割ほど収穫したらシートをはがすようにしています。
◎みかんが、海の近くの丘陵地で多く作られている訳は?
海が近いという事は気候が温暖、段々畑は陽当たりがいいという好環境を備えているんです。海からの照り返しで日照が多く、水はけもいいんですよ。
でもうちの場合、風対策が大変なんです。5月頃に東シナ海からの偏西風が小さな実をこすって傷つけてしまうのでこまめに防風林の整備をしなければいけないんです。
◎みかん作りの、ご苦労は?
わたしたちの一番大切なことは、消費者においしいと喜んでもらう売れる商品づくりと、毎年安定した出荷ができることです。
そのために、有機質の堆肥を投入した土づくり、樹勢を維持するための摘果をしたりと、翌年の花つきが良くなるような環境づくりに最も神経を使いますね。
今年の出来はある程度、納得のいくものだったのでよかったですが、一生懸命がんばっても成果が上がらない時や、価格が伴わない時はつらいですね…。
◎おいしいみいかんの、見わけ方は?
わたしたちは“赤みが走る”と言っていますが、色は黄色っぽいものより、みかん独特の赤橙色の方がおいしいですよ。
また、へたの色が緑色のものよりアメ色のものを選んでください。
大きさは中位で、じくが細い方がおいしいんですよ。
◎みかん作り、これからの抱負は?
もっともっと、おいしいみかんをお届けするために、仲間で課題を持ち合って意見を交換しあっているんですよ。
この間は、熊本県の有名なみかんの産地である河内町と天水町を訪問して、地元の人たちと酒を飲みながら楽しく語りあってきました。厳しい時代なので仲間の話は大いに参考になります。
◎みなさ〜ん、たくさん食べてくださいね!
みかんは、ビタミンCが多く栄養豊富。袋などには食物繊維がたっぷりなので、たくさん食べてください!
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