長崎恋みかん
毎日くだもの200グラム
 
第四章:作っているのはこんな人
前へ
次へ
   
 
 

長崎市から大村市、東彼杵町の海岸沿いの国道205号線を北上し、川棚町を過ぎて丘を越え佐世保市に入った東側に宮地区があります。

今回おじゃました瀬道町周辺の山々にはみかん畑が広がっていました。海沿いの温暖な気候と自然環境が、甘くておいしい西海みかんを作り出している場所です。その西方面にはハウステンボス町があり、オランダの街並みを再現したテーマパークが、市民や観光客を楽しませています。

11月、大村湾に面したみかん畑で収穫作業に追われるご家族にお会いしました。指方博之さん・文子さんご夫婦と3人兄弟の長男・博文さんです。博之さんは勤め人でしたが、25年前父を亡くし、後継ぎとして夫婦2人でみかん作りを始めました。「夫婦で働く専業農家にやりがいを感じています」と文子さんは笑顔で話してくれました。

現在は2.5ヘクタールの土地に「させぼ温州」を主体として数種類のみかんを育てているそうです。博之さんは、JAながさき西海の宮かんきつ部会部会長を務める地域のリーダー的存在でもあります。そんな博之さんの趣味は、魚釣りとカラオケで演歌を歌うこと。次世代のみかん作りを担う博文さんは、中学時代は野球、高校ではバスケットをしてきたスポーツマンです。

◎収穫作業はどんな内容ですか?
収穫期は家族と応援者含めて4〜5人で出荷作業に汗を流します。一個一個丁寧に穫り、一日平均約400キロを収穫します。選別作業は息子(博文さん)の担当です。生傷や風傷がないか、厳しい目で選り分けていきます。

 
 

◎栽培方法の特徴は何ですか?
糖度を高めより甘いみかんを消費者にお届けするために、『シート栽培』に取り組んでいます。この栽培方法は、佐世保が全国に先駆けて導入してきました。みかん畑の地面に白いシートを敷きつめ、雨水が入らないようにして、乾燥させ、糖度を上げる栽培法です。
さらに園地登録制度を導入し、各園目標を持つことで、毎年安定した品質に仕上げています。また、防除機械SS(スピードスプレーヤー)を導入し、省力化を実現しています。

 
 

◎みかん作りで苦労することは?
今年は6月の強風で被害を受けました。みかん作りは天候に左右されるのが一番苦労するところですね。防風林、ネットなど風対策にはとくに力を入れています。
また、シート栽培の場合、日光の反射がありますから、夏場は暑さ対策と日焼け対策も必要です。その他、カラスやイノシシの被害対策などの苦労もあります。

◎今後の抱負をお願いします。
今、私たちはブランド商品づくりに力を入れています。高品質でうまみ成分のアミノ酸類が多い「出島の華」。厳格な品質管理のできる園地を指定して生産し、アミノ酸やミネラルを豊富に含んだ「味っ子・味まる」。この三つの有力ブランドは東京、仙台を中心に全国的にも浸透し、高い評価を受けています。
これからも安心・安全で品質のいいみかんにこだわって、消費者の信用を第一に考え、全国に負けないみかんを作っていきたいと思います。

   

 ◎最後に消費者のみなさんに向かってPRを!
  お客様に愛されるみかん作りを行っていきます。甘くて味のよい、
  美味しい西海みかんを、是非たくさん食べてくだい!

 

前へ
次へ
 
Copyright (C) 2003 JA ZENNO NAGASAKI All rights reserved.