長崎みかん- NAGASAKI MIKAN

産地のこだわり

こだわりその1

シートマルチ栽培の普及率が高い

うまいみかん作りの秘密は、「シートマルチ栽培」という栽培法にあります。長崎は、マルチ栽培の普及率が全国トップクラス。手間をかけ、真心を込めて育てられるからこそ、長崎恋みかんはひと味違うのです。

シートマルチ栽培の普及率が高いのイメージ

 

シートマルチがつくる甘く濃くなるメカリズム

薄まらない凝縮効果

みかんが成長する時期にみかん畑をシートマルチで覆って水を切ります。根からの水分吸収を抑えることで、味の濃いみかんができるのです。

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ストレスで頑張るみかんの生命パワー

水分吸収を抑えてストレスを与えると、みかんの木の生命パワーは強まります。そのため、糖の中でもより甘さを感じる果糖が増え、味が濃くてうまいみかんができるのです。

ストレスで頑張るみかんの生命パワー
光合成を促進する太陽光反射

みかん畑の地面を覆う白いシートマルチが太陽の光をよく反射するので、光合成が促進され、色、味ともに濃いみかんができるのです。

光合成を促進する太陽光反射のイメージ
湿度を逃がすシートマルチ

シートマルチには透湿性のあるものを使用しており、雨を遮断すると同時に地中の水分を水蒸気として外に逃がす機能を持っており、効率よく水を切ることができます。

湿度を逃がすシートマルチのイメージ

 

こだわりその2

指定園制度の取組み

「指定園制度」とは、生産者自らが園地の登録申請を行い、シートマルチ栽培基準に沿ってみかんを生産することです。また、生産者の代表と技術員が合同で登録園の確認、検査を行い、一定基準を合格した園だけが指定園となります。この指定園からは、甘くてコクのある高品質な果実が数多く生産されています。

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